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パーソナルジムの損益分岐点|開業初月から黒字化する計算式

📅 2026-05-09⏱ 読了 約3

パーソナルジムの損益分岐点を計算する

開業前に**「月に何セッション売れば黒字になるか」**を明確にしておくことが、経営継続の絶対条件です。本記事では実数値ベースで損益分岐点の計算方法を解説します。

損益分岐点の基本式

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷(1 −(変動費 ÷ 売上高))

パーソナルジムは変動費がほぼゼロに近いため、シンプルに:

損益分岐点売上高 ≒ 固定費

つまり「月の固定費」をカバーできる売上が立てば黒字化します。

パーソナルジムの月固定費(標準モデル)

項目金額(月)
賃料150,000円
水道光熱費30,000円
通信費10,000円
機器リース20,000円
広告費30,000円
雑費・消耗品10,000円
合計250,000円

月25万円が損益分岐点(最低限稼ぐ必要がある金額)

セッション数で計算

時間単価7,500円のパーソナルジムで考えると:

売上目標必要セッション数顧客数(週1回ペース)
25万円(損益分岐点)31本/月8人
40万円(手取り12万円)50本/月12〜13人
60万円(手取り30万円)75本/月18〜19人

つまり最低8人の顧客が継続的にいれば赤字回避ができます。

開業初月から黒字化する戦略

結論:開業前に8人の予約を確保しておく

開業前にやること

  1. オープン3ヶ月前:SNS発信開始、開業予告
  2. 開業2ヶ月前:体験トレーニング枠を予約受付
  3. 開業1ヶ月前:プレオープン期間を設けて体験者を獲得
  4. 開業月:体験者の入会率50%以上を目指す

体験者20名を集められれば、入会率50%で10名獲得。月25万円の壁を超えられます。

客単価を上げる仕組み

セッション単価を上げる以外に、月額継続課金で安定化を図るのが王道。

プラン月額1回あたり
スタンダード(60分)月4回32,000円8,000円/回
スタンダード(60分)月8回60,000円7,500円/回
ライト(30分)月4回18,000円4,500円/回
ライト(30分)月8回33,600円4,200円/回
食事管理オプション+13,200円/月LINE食事報告+AI

月8人の継続客で平均40,000円ずつ得られれば月32万円。これだけで損益分岐点はクリアできます。

変動費がかかるケース

完全な変動費ゼロではないジムもあります。

  • カウンセリングギフト・サンプル提供:1人あたり1,000〜3,000円
  • トレーナーへの業務委託費:売上の50〜60%
  • 顧客管理ツールの従量課金:人数に応じて増加

業務委託トレーナーを雇う場合、売上の50%を支払うため、損益分岐点が倍になることに注意。

赤字シミュレーション:無策で開業した場合

  • 開業初月:顧客3人 × 4回 × 7,500円 = 90,000円
  • 固定費:250,000円
  • 赤字:−160,000円

これが3ヶ月続くと約50万円のキャッシュアウト。6ヶ月分の運転資金(150万円)は最低限手元に確保しておく必要があります。

黒字化までの目安

想定顧客数売上損益
開業1ヶ月目5人14万円−11万円
開業3ヶ月目10人28万円+3万円
開業6ヶ月目15人42万円+17万円
開業12ヶ月目20人56万円+31万円

3〜4ヶ月目に黒字化、6ヶ月目に投資回収開始が現実的なペースです。

まとめ

損益分岐点は**「月の固定費」で覚える**のが最もシンプル。25〜30万円が標準的なライン。開業前に8人の見込み客を確保し、開業3〜4ヶ月目までに黒字化を目指しましょう。6ヶ月分の運転資金確保は必須条件です。

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